コース紹介

「経営」と「地域」
学びの質を高める2つのコース

学修モデル

学生一人ひとりに寄り添い、
社会で活躍できる人材を育成します。

社会環境学部での4年間は、その先の長い人生を生き抜くためのトレーニング期間です。「経営」「地域」の2つのコースを提示し、卒業時に「大学で何を学んだのか、どんな能力を身につけたのか」をはっきりと主張できるようなカリキュラムを用意しました。教員と学生の距離が近いのも当学部の持ち味。定員160名という少人数制の強みを活かし、学生一人ひとりの希望や適性に応じた学び方、資格取得のアドバイスなど、履修選択やその後の振り返り・指導を半期単位で実施。目標とする未来に向かって、二人三脚で築き上げていきます。

経営

経営
会計・簿記論
マーケティング
企業論
経営学

現代社会の経営活動に求められるビジネススキルを総合的に学ぶコースです。具体的には、経営実務に必要とされる戦略策定や組織統制、マーケティング、組織の財務・経理、さらには社会的責任や法制度などを、社会環境の知識を前提にしてバランスよく学修します。

  • 会計・簿記論
    会計・簿記論 企業会計の基礎知識を学び、企業の環境経営のあり方を考えます。企業のお金の使い方と環境保全との最適関係を一緒に模索します。
  • マーケティング
    マーケティング 消費者のライフスタイルの変化や環境問題意識の高まりなど、市場環境の変化を把握し、企業活動を適応させていく方法・手段を学びます。
  • 企業論
    企業論 現代企業を理解するために、企業発展の歴史、株式会社の性格、組織構造などを多面的に検討し、これからの企業の在り方を考えます。
  • 経営学
    経営学 企業が市場の変化に対応しながら、経営資源を効率的に活用して、最大の成果を達成しグローバルな競争に生き残っていくための実践的な手段・方法を体系的に学びます。

地域

地域
自然環境
地理情報
防 災
まちづくり
フィールドワーク

現代社会の地域活動に関連するスキルを総合的に学ぶコースです。具体的には、地域に関する政策や教育、地域と密接に関わる環境保全や経済活動、防災、組織の役割など、社会環境の知識を前提に、フィールドワークや地理情報システム等を利用してバランスよく学修します。

  • 自然環境
    環境教育論 大気環境学、環境生態学などで、大気と環境問題、環境と生物の関わり等を学びます。
  • 地理情報
    環境地理学 地理情報システムやリモートセンシングを利用して、地域に関する様々な情報を分析したり活用したりするための知識と技術を学びます。
  • 防 災
    環境管理論 防災情報学、環境水文学を学ぶことで、防災、減災の方法について考えます。
  • まちづくり
    地域開発論 環境にやさしく社会・経済的にも持続可能なまちをつくるための方法や実践例について学び、望ましい地域の将来像について考えます。

卒業研究

鄭ゼミ 4年

鮎川 乃亜さん

福岡県/福岡工業大学附属 城東高等学校 出身
2020年度卒業

子供の心情は環境で変わるのか

私がこのテーマに決めたのは、ずっと続けていた学童保育の補助員のアルバイトとコロナ禍がきっかけでした。子どもたちの気分の落ち込みが目に見えてわかったので、コロナ禍の影響を例に、子どもの心に環境がどのように影響を及ぼすのかを調べてみようと思いました。
調査にはアルバイト先に協力を仰ぎました。当初は紙ベースのアンケートを実施する予定でしたが、これまでにない事態に現場も混乱しており、口頭での聞き取り調査へと変更せざるを得ませんでした。もしかすると、子どもとコロナ禍をテーマにした最初の論文になるのかもしれません。

乾研究室 4年

平田 渉さん

福岡県/祐誠高等学校 出身
2022年度卒業

ミズギワゴミムシの生息状況について

「ミズギワゴミムシ」という昆虫を知っていますか?オサムシ科の昆虫で、珍しいことに河口部のような汽水域に生息し、絶滅の危機に瀕している種もいます。
私の夢はミズギワゴミムシが図鑑に載って、もっと子どもたちに知られるようになること。卒業研究では、まずは2つのことに取り組むことにしました。ひとつは、河川水辺の国勢調査で得られたミズギワゴミムシの生息状況を、地理情報システムを用いて一目でわかる分布図を作成すること。もうひとつは、絶滅危惧種の生息場所の現地調査を行うこと。私の研究を次の段階につなげたいと思っています。

この学科の先輩たちの卒業研究のテーマ

経営コース

  • 新宮町周辺地域への家具販売店の集積効果について 
  • 韓国のアイドルが日本に与える経済効果〜K-POP市場の展開〜 
  • 経済発展と環境保全〜開発途上国の環境問題と経済の持続可能性〜 など 

地域コース

  • 都市部における気候変動政策〜JR九州の事例〜 
  • バイオマス発電の現状と課題
  • 観光公害が引き起こす観光地の将来 など 
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